飲食店バイト選びに「給与」より「髪色・ネイル」の自由度を重視するZ世代が多数　アルバイト探しに4人に1人はSNSを利用

SNSショート動画アルバイト求人サービス「グルメバイトちゃん」を運営するシンクロ・フードは、グルメバイトちゃんに登録している求職者を対象に、希望の勤務条件についてアンケート調査を実施し、結果を公表した。

■アルバイト探しで最も重要な条件は「給与が高い」を抑えて「服装・髪型・ネイルが自由」が1位に

まず、飲食店でアルバイトを探す時に最も重要な条件について聞いたところ、最も多い回答は、「服装・髪型・ネイルが自由」が46%、次いで「給与が高い」が24%、「お店の人間関係が良い」が12%という結果となった。

一般的に求人条件で上位に来ることが多い「給与」「人間関係」「アクセス」を抑えて「服装・髪型・ネイルが自由」が圧倒的に1位で、特に10代からの支持が多くなっている。

■服装・髪型・ネイル・ヒゲ・タトゥーへの要望を調査

次に、より細かい条件について調査したところ、ヒゲ、タトゥーについて自由度を求める人は少ないものの、ネイル、髪色、ピアスについては半数以上が自由度を求めていることがわかった。

特に髪色とネイルについては、「カラフルOK（規則なし）」が54%、「カラー自由＋ゴテゴテ装飾OK」が32%というように、色や装飾までも自由であることを希望している人が最も多い結果に。

■アルバイト探しで最も使っているツールは1/4がSNSと回答

続いて、アルバイト探しで最も使っているツールについて聞いたところ、最も多かったのは、「求人サイト」で72%、次いで「TikTok」16％、「Instagram」8%という結果となった。

■TikTok、Instagramを見て取ったことのあるアクション、最も多かったのが「アルバイトに応募した」

最後に、TikTok、Instagramを見てどんなアクションを取ったことがあるかについて聞いたところ、「アルバイトに応募した」が64%で最も多く、「お店に行った」は32%、「商品を購入した」は24%という結果に。

TikTok、Instagramを通じて一定のアクションを起こしていることが見て取れた。

アルバイト探しで最も使っているツールをSNSと回答した割合は24％だったが、TikTok、Instagramを見て「アルバイトに応募した」人は64％とそれよりも多く、受動的な閲覧から応募に繋がっている例も多くあると同社は考察している。

【調査概要】
調査対象：「グルメバイトちゃん」登録者（求職者）
回答数：50名
調査期間：2024年4月12日～2024年4月26日
調査方法：インターネット調査
回答者：10代が54%、20代前半が38%と92%がZ世代で、80%が女性。また、アルバイトを探しているエリアは東京都23区内（82%）、東京都下（12％）と94%が東京都内で探している人となっている。

＜参考＞
グルメバイトちゃん（株式会社シンクロ・フード）調べ『希望の勤務条件についてアンケート調査』