【無添加のペットフード】物事に対して敏感に生きていきたい|Dream Ayaのサステナブック

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日々の暮らしのなかにあるサステナビリティを紹介する特集「サステナブック」。第16回に登場するのは、フォトグラファーのDream Ayaさん。愛犬家でもあるAyaさんが、フードロスの削減につながるペットフードを紹介。

【プロフィール】
Dream Ayaさん
2017年7月に音楽活動を引退後、写真や絵などのアートな才能を活かしクリエイターとして活動をスタート。2020年1月より写真家として独立。現在は、写真家としてアパレルブランドのヴィジュアルやアーティストのジャケットなどの撮影に留まることなく、様々な企業やメーカーのクリエティブディレクションやイラスト、自らのライフスタイルブランド“asebi”や自然栽培、無農薬にこだわった生甘酒“いただき燈”なども手掛けている。

“もったいない食材”を使ったペットフード

出典:WelMo(https://welmo.co.jp/

——今回ご紹介いただく商品・サービスについてお聞かせください。

ペットフードのWelMo(ウェルモ)を紹介します。WelMoは、フードロス削減に取り組む「もったいない食堂」が手がける無添加のおやつです。獣医師が監修しており、保存料、酸化防止剤、着色料、発色剤などは使っていません。2年ほど前から保護犬を飼い始めたのですが、うちの子はアレルギーも多かったので、無添加なおやつはとても助かります。

——もったいない食堂が運営しているということは、WelMoもフードロス削減につながる商品なのでしょうか?

そうですね。規格外のお野菜や売れないお魚、そして余ってしまった食材などを使用しているので、フードロス削減につながっています。

放牧親鳥のレバーやササミ、魚のアラや骨のジャーキー、野菜のビスケットなど種類も豊富です。噛みごたえがあるようで、うちのワンちゃんは喜んで食べています。私も安心して食べさせられるうえに、環境にも配慮できるのが嬉しいです。

私なりのサステナビリティ

——そのほか、ペット関連でサステナブルな取り組みをしている企業やブランドはご存知ですか?

PLAYFUL MAG(プレイフルマグ)さんは、人間が着ていた服をワンちゃん用の服へとアップサイクルしているブランドです。オリジナル商品のほかに、個別のオーダーも受け付けています。

着なくなった服はフリマに出すようにしているのですが、毛玉が付いていたり汚れがあったりして売れない服もありますよね? そういった服も有効に活用できます。長年自分が着ていた服がワンちゃん用に可愛く仕上がったのを見て、本当に感動しました!

——ペットに対してもサステナブルな価値観が広まってきていると感じますか

まずは、殺処分されてしまう動物がいなくなればいいなと思っています。ペットショップで売買するのではなく、保護犬など救われるべき命に目を向けてほしいです。

ライフスタイルブランドを手がけているのですが、ワンちゃんの譲渡会などのイベントに出店させていただくことが多く、PLAYFUL MAGさんともそこで出会いました。

私が出店しているフリマは、譲渡会との共催で、収益の一部、あるいは全額を保護団体に寄付するかたちをとっています。服に興味があってフリマを訪れた方は保護犬について学べる機会になりますし、ワンちゃんが好きで訪れた方はファッションの循環を体感できる場になっています。相乗効果のように、サステナビリティへの関心を高めることのできる良いイベントだと感じています。

——Ayaさんの周囲の方々は、サステナビリティに興味を持ったり実際に取り組んでいたりしますか?

やはりエコバッグや水筒は持ち歩いている方が多いですね。みなさん、外で飲み物を買わない、ゴミを増やさないことを心がけていると思います。

私の周りで、Owala(オワラ)という水筒が流行っていて、普通の水筒はコップのように飲み口を上げないと飲めないのですが、Owalaはストローのように吸い上げて飲むこともできるんです。画期的で見た目もオシャレなので、持っていると「どこで買ったの?」とよく聞かれます。

——Ayaさんご自身、今後サステナビリティとどのように向き合っていきたいと思っていますか?

今は芸能界を引退して裏方の仕事をしていますが、SNSでは変わらずに応援してくれる方々がいます。発信できる立場にいるからこそ、物事に対して敏感に生きていかなければいけないなと、少しばかり使命感みたいなものがありますね。

気負っているわけではありませんが、良いなと思えるサステナブルな商品やサービスがあったら、どんどん発信していきたいです。ただ、強制するような発信はしたくないので、共感からつながっていったら素晴らしいなと思います。

そして、上手くSNSを活用しつつ、イベントでサステナビリティに取り組む方々と出会ったように、対面から得られる価値や力も大切にしていきたいです。

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