岡山市のごみ収集車、家庭の使用済み食用油から製造したバイオディーゼル燃料を活用 温室効果ガスが発生しない燃料

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平林金属とバイオディーゼル岡山は、平林金属が運営する「えこ便」岡山市内店舗(4拠点)において、家庭の使用済み食用油の回収を共同でスタートし、回収した廃食用油をバイオディーゼル岡山がバイオディーゼル燃料(Bio Diesel Fuel/以下、BDF)として製造・販売していることを発表した。

製造されたBDFは、岡山市のごみ収集車で活用されているとのことだ。

事業イメージ

BDFは温室効果ガスの発生をゼロに出来るカーボンニュートラルな燃料。BDF需要は世界的に高まっており、原料である廃食用油の回収が課題となっているという。

そこで今回、岡山市内において平林金属が運営する、有人型資源集積ステーション「えこ便」を活用し、使用済み食用油の市民回収強化を図るとしている。BDFは、灯油等の代替燃料として、車両や建設機械、ボイラー燃料や助燃剤等に使用されるとのことだ。

「えこ便」回収イメージ/廃食用油(左)から処理工程を経てバイオディーゼル燃料に(右)
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