BMWとCelonis、戦略的パートナーシップを大幅に拡大 プロセス最適化で効率性、生産性、持続可能性を向上へ

プロセスマイニングのグローバルリーダーであるCelonisは、BMWグループと戦略的パートナーシップを大幅に拡大したことを発表した。同協業により、BMWの市場をリードするプロセスを継続的に最適化し、効率性、生産性、持続可能性を向上させることを目指すとしている。

両社は長年にわたりパートナーシップを築いており、BMWグループはCelonisが最近発表したProcess Intelligence Graphの先駆けとなる利用や、AIベースのイノベーションの開発においても貢献してきたとのことだ。

BMWグループが8年以上前にプロセスマイニングの導入を開始し、成功を収めている主な要因は、専用のプロセスマイニングCoE(センターオブエクセレンス)を開設したことだという。これは、新しい革新的なソリューションの開発と実装を推進するために、中央のIT部門内にプロセスマイニングの専門知識を集約した組織。

BMWグループは、グループ全体のデジタル化を加速するために、Celonisのプロセスマイニング技術を活用している。その目的は、以下の通り。

・グループ全体のプロセスをデータに基づいて継続的に最適化し、効率性、生産性、持続可能性を向上させる
・CelonisのProcess Intelligence Graphを使用してプロセス間を最適化
・ソフトウェアのユーザーエクスペリエンスを向上し、特にITに精通していないユーザーにとっても使いやすいようにする
・緊密な連携により革新的なソリューションを開発

さらに、BMWグループのプロセスマイニングCoEとCelonisの開発チームは、プロセスインテリジェンスのイノベーションの共同開発を加速するために、より緊密に連携することでも合意。

これにより、プロセスにおけるすべての当事者が、生産や物流などの分野の関連情報をすべて確認できるようになるため、運用の透明性と説明責任が向上するとしている。

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