資産運用の目的は約8割が「老後、将来への備え」 NISA口座を開設済みの人は「積み立て投資と一括投資の併用」意向が高め

ソニー銀行は、利用者の資産運用意識調査を実施し、結果を公表した。

■資産運用の目的は「老後、将来への備え」と回答した人が最も多く82%。資産運用を行っていない人は3%にとどまる。

資産運用の目的は「老後、将来への備え」と回答した人が最も多く82%となった。次いで「余裕資金ができたから」が37%、「インフレへの備え」が35%となり、長期的な運用を目的として、資産運用をしている人が多いことがわかる。

また、資産運用を行っていない人は3%にとどまり、ソニー銀行利用者は、積極的に資産運用をしている人が多い結果となった。

資産運用の目的

■91%の人が新NISAを認知していると回答。ソニー銀行でNISA口座を開設済みの人の今後の運用方法は、NISA口座で「積み立て投資と一括投資を併用する」との回答が最多

新NISAについて「よく知っている」と回答した人は43%、「何となく知っている」と回答した人は48%と、認知している人は約91%にのぼった。

また、NISA口座を開設しているかを聞いたところ、「開設済み」の人は70%、「これから開設を検討している」人も26%と、新NISA制度を活用した資産運用の浸透の高さがうかがえる結果に。

新NISAを認知度

また、ソニー銀行でNISA口座を開設済みの人へ今後の運用方法を聞いたところ、「NISA口座で積み立て投資と一括投資を併用する」との回答者が約半数の47%となった。一括投資と比較すると、積み立てでの資産運用への意識が高いことがわかる。

今後の運用方法

■iDeCo利用者は28%と70%の人が口座を「開設済み」と回答したNISAと比較し、利用者は低い

新NISA開始にあわせてさまざまなメディアで話題になったNISA口座は「開設済み」と回答した人が70%となる一方で、iDeCoでは「既に利用している」人は28%に留まる結果に。

iDeCo利用意向度

■ソニー銀行のデジタル証券を認知している人のうち、すでに「利用している」人は10%、「興味がある」と「マーケット環境により利用意向がある」と回答した人は58%

2023年7月から取り扱いを開始したソニー銀行のデジタル証券を認知している人に、利用意向度を聞いたところ、「すでに利用している」は10%、「利用していないが興味はある」が32%となった。

「マーケット環境によって利用しようと思う」は26%と、NISAやiDeCo以外の資産運用商品にも関心が高い人がいることがうかがえる結果に。

また、投資信託などの取り引き状況に応じた優遇プログラム Club Sや投資信託の現金プレゼントなどの特典を受けている利用者へ満足度をきいたところ、「満足している」と回答した人は75%となったとのとことだ。

デジタル証券の利用意向度

<参考>
ソニー銀行『資産運用意識調査

モバイルバージョンを終了