メニコンは、コンタクトレンズの物流拠点である「グローバルロジスティクスセンター」を千葉県八千代市に新設し、稼働を開始した。
これまで同社の物流拠点は、国内向けに名古屋(愛知県)、北日本(宮城県)、西日本(福岡県)の3拠点、海外向けに小牧(愛知県)1拠点の計4拠点となっていたが、今回新設されたグローバルロジスティクスセンターは、北日本と小牧のロジ機能を集約。
今後の製品アイテム数や在庫量の増加に対応するため同社最大級のキャパシティを有し、業務の自動化・デジタル化により労働負荷の軽減および省人化を実現させ、販売戦略に見合った新たな物流体制を構築していくという。
海外および日本全国(主に関東以北)へのコンタクトレンズ配送や海外製品の輸入業務を担うとしている。
日本国内においては関東エリアにおけるサービスレベルの向上を見込んでいることに加え、東京港や成田空港などへのアクセスが優れている点から、効率的な製品の輸出入が可能となり、同社のグローバルビジネスにおいて重要な物流拠点となるとのことだ。
なお、倉庫内作業は福山通運に業務委託し、同社が2023年9月に新設した福山通運の千葉八千代支店を賃借しているという。
同社は、福山通運とともに「安全」を一貫して追求する体制のもと、物流体制の強化により、全世界のお客様へ高い物流品質及びサービスを届けていくとのことだ。