日本郵船と三菱地所、鹿島建設は、共同で設立した特定目的会社を通じて推進する「(仮称)横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」について、建物の新築工事に着手したことを発表した。

同建物の竣工は2027年1月末を予定しているとのことだ。

「(仮称)横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」の建物新築工事に着手

同計画は、横浜市中区海岸通り地区の旧横濱ビル跡地において、横浜都心・臨海地域全体の都市再生に資する拠点を新たに整備する計画で、3社は街の回遊性を向上させるプロムナードの整備、防災機能の強化等を図るとしている。

■同計画の特徴

1.横浜都心・臨海地域全体の都市再生に寄与するオフィス、商業施設等の集約的整備
2.歴史的な建築である横浜郵船ビルと調和した景観の形成
3.街の回遊性向上に寄与する回遊動線として、水際空間を含むプロムナードの整備
4.災害発生時、帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設の確保

外観・プロムナードのイメージ

■プロジェクト概要

所在地:神奈川県横浜市中区海岸通三丁目9番4号
敷地面積:約4,950平方メートル
延床面積:約70,000平方メートル(予定)
規模:地上21階、地下1階、塔屋1階(予定)
高さ:約100メートル(予定)
新築着工:2024年5月1日
竣工:2027年1月末(予定)
主要用途:事務所、飲食店舗、展示場、駐車場等(予定)
設計・監理:三菱地所設計
施工:鹿島建設