AlbaLinkは、既婚男女499人を対象に「二世帯住宅の間取りに関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。
■二世帯住宅にするなら実両親と同居するという人が半数以上
同調査で、二世帯住宅にするならどちらの親と同居するかと聞いたところ、「実両親（自分の親）」と回答した人が51.1％で半数以上という結果に。
一方「どちらも無理」と回答した人は38.7％と、4割近いことが明らかになった。
また、それぞれの回答の理由として以下のような声が挙げられた。
●実両親
・ずっと暮らしてきたので慣れているから（20代男性）
・実家は土地も家も自分のものなので、建て直すだけでいいから。また実家のほうがいざというときに頼りやすいから（30代女性）
・義両親が近くにいると思うだけで落ち着かないから（40代女性）
●義両親
・実親が毒親な一方、義両親は常識的な人だから（30代女性）
・パートナーに気を遣わせるぐらいなら、自分が気を遣うほうが楽だと思うから（40代男性）
・実両親は後継ぎがいるし、義両親にはよく世話になっているのでお返しの意味も込めて（50代男性）
●どちらも絶対に嫌
・義両親とは別居していて適度な距離感なので仲良くできているが、同居してお互い気を遣いすぎて仲が悪くなってしまったら嫌だから。また実の母とは家事について意見が合わないため（20代女性）
・今は両親とも義両親とも良い関係を築けているが、距離が近づくと関係が崩れそうだから（30代男性）
・親元を早く離れたくて、かなり早く家を出て結婚したので、そもそも親と生活したくない。義両親とは結婚当初から考え方や生活スタイルが合わないと感じているため（50代女性）
■二世帯住宅の間取りは「完全分離型」を希望する人が約8割
二世帯住宅にする際の間取りについて聞いたところ、共有部分がなく、各世帯が完全に独立している「完全分離型」が79.8％という結果に。
また、「完全分離型」と回答した人にその理由を聞いたところ、「適度な距離とプライバシーを保てる」が157人、「ストレス少なくリラックスして過ごせる」が115人と続いた。
■二世帯住宅をするにあたり不安・心配なことは「生活リズムが違う」
二世帯住宅で不安・心配なことを聞くと、149人が「生活リズムが違う」、139人が「金銭の負担割合をどうするか」、129人が「適度な距離を保てるか」と回答。
【調査概要】
調査対象：既婚者
有効回答数：499人（女性377人／男性122人）
回答者の年代：20代12.8％／30代41.5％／40代26.7％／50代15.8％／60代以上3.2％
調査期間：4月4日～9日
調査機関：AlbaLink
調査方法：インターネットによる任意回答
＜参考＞
AlbaLink「【二世帯住宅の間取りはどうしたい？】男女499人アンケート調査」