JTBは、香川県の高松市中央卸売市場内、うみまち商店街に観光交流拠点「SICSサステナブルラウンジ」を5月2日に開設すると発表した。
同拠点は、「サステナブルな交流拠点」をテーマに、1階は市場で廃棄されてしまう未利用魚や野菜などを活用する飲食店「クセモノズ」、2階は地域と旅行者を結ぶ交流スペース「SICSサステナブルラウンジ」を、地域で活躍する共創パートナーと連携しながら運営するという。
同社は、交通・観光の拠点であるJR高松駅・高松港が位置し、再開発が進むサンポートエリア周辺を瀬戸内および四国の玄関口と捉え、SICS(※)を2019年度より運営し、高松港や瀬戸内の地域資源を活用した観光コンテンツ開発などを行っている。
今回、そのSICSの情報発信地にしたいという思いも込め、同拠点の開設に至ったという。
同拠点の開設により、市場のフードロスの減少に貢献するとともに、交流スペースを活用し高松市中央卸売市場や瀬戸内の魅力を発信していくとのことだ。
■観光交流拠点概要
施設名:SICSサステナブルラウンジ
住所:〒760-0012 香川県高松市瀬戸内町30-5 うみまち商店街内
アクセス:JR高松駅から徒歩約20分または車で約5分、JR昭和町駅から徒歩約10分
ことでんバス「イオン高松線」・「まちなかループバス」にて「中央卸売市場前」バス停下車
(※)JTBの事業「瀬戸内アイランド・コンシェルジュ・サービス」の略称。「チャーター船を活用した新たな島旅の過ごし方をプロデュース」することを目的に香川県内の船や島旅観光の予約受付などを実施。