「五月病」の検索数はコロナ禍以降5倍に増加 出社回帰の傾向や環境変化など「対人関係のストレス」が要因に

Awarefyは、検索トレンドから「五月病」についての調査を実施し、結果を公表した。

■年間でみる「五月病」の検索傾向について

「五月病」と検索している数は、2020年のコロナ禍で落ち込んで以降年々増えており、コロナ禍の緩和や人々の行動増加、出社回帰の傾向との関係性がうかがえる結果に。

四月は本来、環境変化によるストレス負荷が非常に高い時期になるという。

そのため同社は、五月病を防ぐためには「新生活は心身共にストレス負荷が高いものである」という認識をして、普段から自分の心の状態をモニタリングしたり、適切なストレス発散をしておくことが重要だとしている。

年間でみる「五月病」の検索傾向

■五月病は「対人関係のストレス」が最も大きな要因

同社が2022年に行った調査では、五月病の最も大きな要因としてあげられたのは「対人関係のストレス」となった。

対人関係のストレスが高まる背景には、新生活で環境が変わることによって人間関係も新しくなり、気軽に気持ちを吐き出したり相談できる相手がいなくなるということがあると同社は考察している。

五月病の要因

新しい環境では、不安な気持ちや人間関係の悩みを抱えることも少なくない。そんな時、AIに悩みごとを相談する人がにわかに増加しているという。

同社が運営するAIメンタルヘルスアプリAwarefyには、AIが心の悩みを傾聴してくれたり、解決策の糸口となるアドバイスをくれるAI相談の機能が搭載されているとのことだ。

AIチャット活用例:新しい業務に対しての不安の声

<参考>
Awarefy『五月病に関するアンケート

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