ブレイク・フィールド社が運営する暮らしとお金を考えるWebメディア「ファイナンシャルフィールド」は、全国の20代~60代の男女を対象に「資産形成とお金に関する意識調査アンケート」を実施し、その結果を公表した。

■資産形成の関心度「どちらかというと関心はない・まったく関心がない」が約36%

資産形成への関心について調査したところ、20.3%が「すでに行っている」と回答し、「どちらかというと関心はない」「まったく関心がない」と回答した人の合計は35.7%だった。

資産形成の重要性が叫ばれる昨今だが、まだまだ日本では関心が高くないことが分かった。

「資産形成」に関心があるか?

■関心がある資産形成TOP3は「NISA・つみたてNISA」「預貯金」「株式投資」

資産形成を「すでに行っている」「すごく関心がある」「少し関心がある」人に、関心がある資産形成について調査したところ、トップが「NISA・つみたてNISA」(25.8%)、次いで「預貯金」(18.7%)、株式投資(17.7%)が続いた。

「預貯金」が上位にランクインしており、まだまだ資産形成に保守的な人が多いことが明らかに。

関心がある資産形成

■日銀マイナス金利政策の解除「特に気にしていない」が6割超

次に、2024年3月に日本銀行が「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることを決めたことについて、どのように感じているか調査したところ、「特に気にしていない」が63.6%で1位に。

日銀マイナス金利政策の解除したことについて、どのように感じるか

■資産形成を始めたい(関心がある)きっかけは老後の資金形成のため

資産形成を「すでに行っている」「すごく関心がある」「少し関心がある」人に、資産形成を始めたい(関心がある)きっかけや資産を増やしたい動機を調査したところ、4割強が「老後資産の形成」と回答。

資産形成を始めたい(関心がある)きっかけや資産を増やしたい動機

■資産形成に関する用語は聞いたこともない?「新NISA」の用語も内容も分からない人は24.7%

資産形成に関する用語の理解度を調査したところ、用語も内容も理解されているのは「新NISA」で29.8%だった。

一方で「新NISA」の用語も内容も分からない人は24.7%、「iDeCo」の用語も内容も分からない人が41.1%とななった。

資産形成に関する用語の理解度

【調査概要】
調査対象:20代~60代以上(79歳まで)の全国の男女851名
集計方法:インターネット調査
調査期間:2024年3月27日~28日
※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。

<参考>ブレイク・フィールド『資産形成とお金に関する意識調査アンケート