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マイナス金利解除もマンション購入意欲は衰えず 32.7%が「今が買い時」と感じている 建築費など今後のさらなる価格高騰を危惧

不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」は、マンション購入検討者の定例意識調査を行い、結果を公表した。

■マンション購入意欲

2024年3月に日銀が大規模な金融緩和策の柱となってきたマイナス金利政策の解除を発表したが、全体の51.9%が「購入意欲が増している」と回答し、マンション購入検討者の購入意欲は衰えていないことがわかった。

マンション購入意欲

■マイナス金利解除に伴うマンション購入意欲

マイナス金利解除に伴うマンション購入の意欲は、全体の約8割が「購入意欲が増している」または「以前から変わらない」と回答しており、マイナス金利解除による購入意欲への影響はあまりないことがうかがえる結果に。

マイナス金利解除に伴うマンション購入意欲

■住宅ローン変動金利は今後どうなるか

マイナス金利政策解除に伴い、住宅ローン変動金利は今後どうなると思うかを調査したところ、全体の83.7%が住宅ローン変動金利は今後、少なくとも0.1%は金利上昇すると考えていることがわかった。

住宅ローン変動金利は今後どうなるか

■今は買い時だと思うか

2023年度の東京23区の新築分譲マンションの平均価格は年度ベースで初の1億円を突破し、7年連続で上昇。

マイナス金利政策は解除されたが、建築費の高騰などを鑑みると今後もまだ値上がりは続いていくとみられており、住宅ローン変動金利上昇以上にマンション価格が高騰することを憂慮し、今が「マンションの買い時」と感じている割合は32.7%と依然として高い水準を保っていることがわかった。

なお、全体の買い時DIも0.4ポイント上昇している。

今は買い時だと思うか

買い時DI(diffusion index)の算出は、(今マンションは「買い時」回答割合+「やや買い時」回答割合)-(今マンションは「あまり買い時ではない」回答割合+「買い時ではない」回答割合)で算出したとのことだ。

<参考>
住まいサーフィン『マンション購入に対する意識調査

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