SB C&Sは、同社が提供するマルチ決済ソリューション「PayCAS」が愛知県警察本部で導入されたと発表した。
愛知県では、運転免許の更新などを行う際の手数料の収納方法について、県民の利便性の向上と効率的な事務処理の確立を目指すとともに、感染症対策としての衛生面や安全面などからキャッシュレス決済の導入を検討していたという。
今回、POS連動およびフルセルフ会計による決済スピードと端末の安定性、各決済サービスの契約と入金を一本化できる点、導入コストなどの理由から、「PayCAS Terminal」(Verifone P400端末)を採用したとのことだ。
現在、警察本部や警察署、運転免許試験場など50施設に145台のマルチ決済端末が導入され、運転免許の更新、車庫証明の申請、安全運転管理者講習、風俗営業許可の申請窓口などがキャッシュレス決済の対象となる。
同社は、キャッシュレスが日本全国に拡大し、多様な決済手段への対応が求められる中で、マルチ決済ソリューション「PayCAS」を通して、ユーザーの利便性向上と行政手続きの業務効率化の実現に貢献していくとしている。