Z世代が最も利用するメディアは「Instagram」 「Facebook」の利用は3%未満 YouTubeの利用目的は「情報収集」が主流に

ニューステクノロジーは、同社が運営する東京発のカルチャー動画メディア「McGuffin」において、Z世代を中心とした「McGuffin」の視聴者を対象に、SNSの利用実態や趣味嗜好に関する最新トレンド調査を実施し、その結果を公表した。

■Z世代はFacebookを使わない? 昨年流行したThreadsの利用は1%未満

Z世代が普段チェックすることが多いメディアについては、約98%がInstagramと回答し、回答者の大半がInstagramを利用していることが分かった。

次いで、YouTubeが約82%となり、YouTubeもZ世代で高い利用率であることが明らかに。

一方で、テレビに関しては約14%と、約20%のWebメディアよりも下回る結果となり、若者のテレビ離れが加速しているほか、Facebookに関しては3%未満と他のSNSと比較してZ世代の利用が活発ではないことが分かった。

2023年夏に流行したThreads、BeRealにおいても、アンケート回答者の中で現在利用している人はほとんどいない結果となった。

普段チェックすることが多いメディア

■全体の半数以上が1日3時間以上をSNS利用

1日のうち、どれくらいの時間SNSを見ているか聞いたところ、2~3時間と回答した人が全体の約35%と最も多く、次いで1~2時間が約24%、3~4時間が約23%となった。

仕事終わりや隙間時間などを活用しながら、SNSを利用している方が多いことが伺える。また、全体の半数以上が1日3時間以上SNS利用に時間を費やしており、日常生活の一部として定着していることが分かった。

1日のSNS利用時間

■Z世代は情報収集の手段としてYouTubeを利用傾向に

Z世代がYouTubeを視聴する目的については、情報収集のために視聴している人が約79%と最も多く、次いで趣味の一環が約72%、気晴らしと回答した人が約68%という結果に。

かつてはマスコミ四媒体で情報収集をすることが主流だったが、Z世代ではYouTubeを含むSNSで情報収集を行うことが主流になっていることが分かった。

YouTubeを視聴する目的

■20代は3,000円以上サブスクに課金する人が3割、趣味への投資額と比例傾向に

NetflixやAmazonプライムなど、月のサブスクリプションサービス利用額に関しては、1,000円〜3,000円が全体の半数以上を占めた。

回答者を年代別にみても、どの世代も1,000円〜3,000円の割合が最も高い結果に。20代においては、3,000円〜5,000円の割合が30%を占めており、他の世代と比較してもサブスクリプションサービスの利用が活発であることが分かった。

また、20代は月額の課金額が3,000円以上になると、趣味に1カ月あたり課金する額が5万円以上を超えるという相関性が確認でき、趣味への投資額が多い人ほど同様にサブスクリプションサービスの契約に抵抗がなく、課金する傾向にあることが明らかに。

サブスクリプションサービス利用総額

【調査概要】
調査期間:2024年3月15日〜3月29日
有効回答数:431名
調査対象:Z世代(※1996~2015年生まれと定義)ミレニアル世代(※1980~1995年生まれと定義)※一部上記世代以外の人も回答者に含まれる。
調査方法:ニューステクノロジーが運営する東京発のカルチャー動画メディア「McGuffin」の視聴者を対象にWEBアンケート方式で実施

<参考>ニューステクノロジー『SNSの利用実態や趣味嗜好に関する最新トレンド調査

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