カインズは、静岡県掛川市内の「カインズ掛川店」で、掛川市と再生プラスチック生産販売のプラニック、収集運搬・選別・破砕の太洋サービスとの共創事業として、掛川モデル「製品プラスチック」資源循環実証実験を開始した。
カインズは、「くみまち構想」における「環境」の取り組みの一環として、資源循環に積極的に取り組んでいる。
2024年4月現在、カインズの239店舗中77店舗に古紙・段ボール・衣類などの資源回収ステーションを設置するなど、「サーキュラーステーション」化の取り組みを進めているという。
同事業は、「環境の持続性と豊かな暮らしの同時実現」を目指す掛川市のビジョンに賛同した、掛川SDGsプラットフォームに参画する事業者3社による掛川市との共創事業。
製品プラスチックの店頭回収の実施による資源循環モデルの構築に向けた実証実験を行い、市民の利便性や事業の経済性、持続性、リサイクル方法について研究することを目的に実施するとのことだ。
■掛川モデル「製品プラスチック」資源循環実証実験 概要
実証期間
4月20日~9月30日
回収拠点
カインズ掛川店(静岡県掛川市上西郷字加島507-1)
回収対象品目
プラスチック製容器包装以外のプラスチック
対象者
個人のみ(事業者は対象外とする)
検証内容
●家庭から排出される製品プラスチックを市民自らが回収拠点へ持ち込み、再び製品原料として販売されるまでの循環モデルの経済性と持続性、リサイクルの方法
●同仕組みの事業化に向けた課題等の整理
実証実験スキーム