令和トラベルは、運営する海外旅行予約アプリ『NEWT』の予約データに基づき、GW中の海外旅行トレンドを公開した。

■GWの海外ツアーは韓国が36.7%で最多

NEWTのGW予約数は前年比240%増と大きく成長。24年の海外ツアー予約状況では、韓国(36.7%)が最多、台湾(25.1%)、香港(8.2%)と続いた。23年は韓国が過半数(53.2%)を占めたが、24年は韓国以外のエリアにも予約が分散。地域別ではアジア圏が85.7%と根強い人気となった。

GW中の『NEWT』における海外ツアー予約件数の推移

◾韓国ツアーはコスパ旅からラグジュアリー旅まであらゆる要望が実現可能

韓国が人気の理由は、東京から飛行機で約2時間30分という近さと、2~3泊でも十分楽しめるコンパクトさであることだという。ホテルランク別の予約状況は、2~4つ星までバランスよく予約されており、コスパ旅からラグジュアリー旅まで幅広いニーズに対応している。

全体のホテルランクに対する韓国ツアーのホテルランク比較

■U29も韓国が最多。物価の安いインドネシアやタイで5つ星ホテルへ宿泊

U29世代も韓国が最多だが、東南アジアや東アジアへの予約も増加。

U29:GW中の『NEWT』における海外ツアー予約件数の推移

特に増加しているインドネシアやタイでは5つ星ホテルの予約が50%を占め、物価の安い地域でラグジュアリーな時間を過ごす人気が高まっているという。

全体のホテルランクに対するツアーのホテルランク比較

また、23年と比較してアジア以外への旅行が増えている。コロナ禍で卒業旅行に行けなかった20代半ばが、2~3年の会社勤務を経て「リベンジ卒業旅行」を実施している傾向がみられたとのことだ。

U29:GW中の『NEWT』におけるエリア別・海外ツアー予約件数の推移(23年と24年比較)

<参考>
令和トラベル『GWの海外旅行トレンド