星野科学は、20代~60代男女を対象に「日々の疲れの解消法」に関する調査を実施し、結果を公表した。
■日々の疲れを感じている人は約7割もいることが判明
はじめに、「日々の疲れをどの程度感じやすいか?」と質問したところ、「とても感じやすい(27.1%)」「比較的感じやすい(47.1%)」「あまり感じない(20.9%)」「まったく感じない(4.9%)」という回答結果に。
約7割の人が、日々の疲れを感じている傾向にあることがわかった。
また、「疲れをとるためにどのような活動を実施しているか(複数回答可)」を質問したところ、「十分な睡眠を取る」と回答した人が最も多く65.2%で、次いで「入浴をする」44.8%が続く。
疲れをとるためには入浴も効果的だが、6割以上の人が十分な睡眠を取るように心がけている様子がうかがえる結果となった。
■1日の睡眠時間で最も多いのは「6〜7時間未満」という結果に
続いて、「日々の疲れを取るために、睡眠の質をどの程度重要視しているか」と質問したところ、「非常に重要視している(21.0%)」「比較的重要視している(53.6%)」「あまり重要視していない(20.6%)」「まったく重要視していない(4.8%)」という回答結果に。
約7割の人が、睡眠の質を重要視していることが明らかとなった。
具体的にどのくらいの睡眠時間を取っているのか、「平均的な1日の睡眠時間」を質問したところ、「6時間未満(29.7%)」「6〜7時間未満(47.6%)」「7〜8時間未満(18.2%)」「8時間以上(4.5%)」となり、睡眠時間は6〜7時間未満という人が最も多くなっている。
「睡眠に関する悩み(複数回答可)」については、「睡眠の質が悪い(中途覚醒、深い睡眠が取れない等)」と回答した人が最も多く44.4%、次いで「睡眠時間が足りない」が38.9%と続く。
また「睡眠時間を増やしたい、または睡眠の質を改善したいと思うか?」という質問では、約半数の人が「睡眠の質を改善したい」と回答し、4人に1人が「睡眠時間を増やしたい(25.0%)」と回答。
自身の睡眠の質が悪いと感じていると同時に、改善してぐっすりと眠りたいと考えている人は一定数いることがうかがえる。
■テアニンが睡眠の質を向上させることを知っている人はまだまだ少ない?
お茶には眠気覚まし効果のあるカフェインのほか、気持ちを落ち着かせる作用のある「テアニン」という成分が含まれているが、どのくらいの人が知っているのか認知度を調査。
「お茶の成分には気持ちを落ち着かせる作用のテアニンと、興奮させる作用のカフェインの両方が含まれていることを知っているか?」と質問したところ、半数以上となる54.2%の人が「カフェインのみ知っている」と回答。
お茶にテアニンが含まれていることを知っている人は多くない結果に。
続いて「テアニンが睡眠の質を向上させることを知っているか?」と質問したところ、約8割の人が「いいえ」と回答し、テアニンが睡眠の質に影響を与えることを知っている人もまだ多くないことがわかった。
さらに「市販サプリのテアニンにはお茶以外の成分から合成されたものがあることを知っているか?」と質問したところ、約9割の人が「いいえ」と回答。
市販されているサプリメントの中にはテアニンを手軽に摂取できるものがあるが、お茶以外から合成された合成テアニンも見られるため注意したほうが良いかもしれないと同社は考察している。
最後に「お茶由来のテアニンを増強したお茶やサプリがあれば摂取したいか?」と質問したところ、42.5%の人が「はい」と回答。お茶にテアニンが含まれていることを知らない人はまだまだ多いものの、お茶由来のテアニンを摂取したいと考えている人が約4割もいる結果となった。
【調査概要】
調査期間:2024年3月21日~2024年3月22日
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査人数:1,006人
調査対象:調査回答時に20代~60代男女であると回答したモニター
調査元:星野科学
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
<参考>
星野科学『「日々の疲れの解消法」に関する調査』