シナネンホールディングスの子会社で、エネルギーソリューションを提供するシナネンは、実質再生可能エネルギー比率100%の電力を、京成グループのユアエルム京成が運営するショッピングセンター「ユアエルム成田店」に供給開始したことを発表した。
京成グループでは、長期経営計画「Dプラン」の重点施策として「エコロジカルなまちづくりの推進」を掲げ、京成電鉄におけるCO2排出量実質ゼロのスカイライナー運行等カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進しているという。
その一環として、温室効果ガス排出量の一層の削減に向けて、京成グループであるユアエルム京成が運営する「ユアエルム成田店」に対し、同社が再生可能エネルギー由来100%の電力供給をすることになったとのことだ。
今回の実質再エネ比率100%電力の導入による、温室効果ガス排出量の削減量(非化石証書含む)は、年間約3,800トンとなる見込みに。
さらに、「ユアエルム成田店」は「シナネンあかりの森プロジェクト」へも参画し、さらなる脱炭素化へ貢献するとしている。
「シナネンあかりの森プロジェクト」は、100年先の自然を守り育むプロジェクトとして、SDGsの目標7・13・14・15の達成を目指し、クリーンエネルギーの推進や森林保護活動に、海洋の保全、生態系の保全に取り組んでいるプロジェクト。
「ユアエルム成田店」は、毎月の電力使用量に対し、0.01円/キロワットアワーのプロジェクト費用を用意すると同時に、同社も同額を支出することでプロジェクトの活動費用を賄う予定とのことだ。