シャープ、奈良県および天理市と連携協定を締結 「スタートアップ創出支援」「カーボンニュートラル」「地域課題解決」を推進

シャープは、奈良県および奈良県天理市の両自治体と、県内の産業振興と経済の持続的な発展により、地域社会の活性化に寄与することを目的に連携協定を締結したことを発表した。

主に3つのテーマで協力し推進することで、地域および同社の相互発展につなげていくという。

「シャープ総合開発センター」(左)と「モノづくりブートキャンプ」の様子(右)

1.モノづくりスタートアップの創出と成長促進

2020年より天理市と実施している働社研究開発拠点「シャープ総合開発センター(天理市)」内へのスタートアップ企業誘致と入居支援において、新たに奈良県を加え取り組みを強化。支援金額を拡大
若年層などを対象に、将来の起業家やスタートアップ企業の育成に向けた奈良県のモノづくりに関する教育事業を実施
①モノづくりブートキャンプ【対象:社会人/大学・専門学校生】
②シャープミュージアム(天理市)での社会科学習 【対象:小・中学生】

2.グリーンエネルギーの普及促進によるカーボンニュートラルの実現

家庭における太陽光発電と蓄電池の効率的な制御などにより、再生可能エネルギーの活用を図り、脱炭素社会に向けたまちづくりを推進

3.先端技術を活用した地域課題の解決

先端技術や製品・ソリューションを基に、地域の課題解決や活性化を推進

同社は、2016年の「モノづくりブートキャンプ」を皮切りに、「量産アクセラレーションプログラム」などのオープンインキュベーション活動を展開してきた。

今回の協定締結を機に、スタートアップ企業や地域社会と、より一層の連携強化を図り、新規事業を創出していくとのことだ。

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