パナソニックサイクルテック、幼児2人同乗用電動アシスト自転車を6月上旬に発売 押し歩き機能搭載

パナソニックサイクルテックは、押し歩き機能搭載の幼児2人同乗用電動アシスト自転車「ギュット・アニーズ・DX・押し歩き」を6月上旬から順次発売することを発表した。

幼児2人同乗用電動アシスト自転車「ギュット・アニーズ・DX・押し歩き」

幼児2人同乗用電動アシスト自転車は、通園など子どもと一緒の移動で使用されるシーンが増え、同社のでの2022年度の出荷台数は、2011年度に対して4倍以上に増加しているという。

一般的に電動アシスト自転車はモーターのアシストにより快適に走行ができる反面、その重さにより自転車の押し歩き時に負荷がかかるという課題がある。同社は、この課題に対して、モーターのアシストを活用して押し歩きを補助する「押し歩き機能」を2021年に開発。

そして今回、同製品に押し歩き機能を新たに搭載して発売。子どもを乗せたままの状態で押し歩く際にかかる負荷を軽減することで、より快適な移動をサポートするとのことだ。

利用イメージ

■その他の特長

●3ステップの簡単操作
電源が入っている状態で、サドルの押し歩き用レバーを上にあげてサドルを引き上げ、手元スイッチの押し歩きボタンを押し続けると、モーターがアシスト。押し歩きモード使用後は、サドルの押し歩き用レバーを上にあげてサドルを押し下げた状態にもどすとのことだ。

さらに、押し歩きボタンは指が届きやすい場所に配置しており、ハンドルを握ったままでも押しやすいという。

押し歩きモードは、押し歩く速度や上り坂・荷物の有無などの条件をセンサーで検知し、押し歩きのアシスト力を調整。また、押し歩きモード使用中にアシスト切替ボタンを押すと、2段階で押し歩きアシスト速度の調整も可能。

●安全面を考慮した機構
同製品は、サドルの状態を検知するサドル傾斜センサーを内蔵し、サドルが引き上げ状態の時のみ、押し歩き機能が作動する設計となっているという。押し歩き時は乗車できない機構にすることで不安全な使用を防止するとのことだ。

さらに、サドルを引き上げ・押し下げする際、子どもが誤ってサドル部に指を挟まないようにするため、サドル可動部を樹脂カバーで覆っているという。また、上り坂での押し歩き中に押し歩きボタンから指が離れても、ずり下がり抑制機能が起動し、約10秒間自転車が勢いよくずり下がることを抑制。

■製品概要

品名:ギュット・アニーズ・DX・押し歩き
タイヤサイズ:20×2.125HE
質量:32.8キログラム
寸法:全長1,785ミリメートル/全幅580ミリメートル
カラー:マットジェットブラック/ホワイトグレー/マットダークオリーブ/バーガンディ/マットシャインネイビー
走行距離:パワー約50キロメートル/オートマチック約60キロメートル/ロング約86キロメートル
バッテリー:リチウムイオンバッテリー
バッテリー容量:16.0アンペア
充電時間:約5.0時間
メーカー希望小売価格(税込):183,000円
発売日:6月上旬

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