ダイソンリミテッド(シンガポール)は、掃除した場所をリアルタイムで可視化し、効率的な掃除を可能にするARツール「Dyson CleanTrace(ダイソン クリーントレース)」を発表した。6月以降、各国で順次発売予定だとしている。
Dyson CleanTraceは、ARを活用し、家中の掃除をより確実に行えるツール。Dyson Gen5detectコードレスクリーナーに装着することで、掃除をした場所としていない場所が色分けされる。
Dyson CleanTraceは、ダイソンのロボット掃除機Dyson 360 Vis Navの掃除方法からヒントを得て開発されたという。
スマートフォンのLiDAR(ライダー)技術により、Dyson CleanTraceは部屋のマップを作成し、ARを使って掃除の経路を重ね合わせる。掃除が終わったら、スマホで部屋をスキャンして、掃除していない場所を確認することができ、より計画的な掃除をサポート。
さらに、Dyson Gen5detectに搭載されている既存のテクノロジーであるセンサーでごみの粒子の量と大きさをカウントし、掃除の結果を数値で証明するとのことだ。