大和ハウス工業は、4月15日より、岩手県胆沢郡金ケ崎町「岩手中部(金ケ崎)工業団地」内において、岩手県内7棟目となるマルチテナント型物流施設「DPL岩手金ケ崎Ⅱ」を着工すると発表した。

マルチテナント型物流施設「DPL岩手金ケ崎Ⅱ」外観バース

「DPL岩手金ケ崎Ⅱ」は、平屋建て、敷地面積42,091.40㎡、延床面積20,239.29㎡のマルチテナント型物流施設。

医薬品や半導体、自動車組み立て工場などが立地する、岩手県内最大の工業団地「岩手中部(金ケ崎)工業団地」内に位置。

東北自動車道「北上金ケ崎インターチェンジ」まで約3.7kmとインターチェンジから近接し、釜石自動車道や秋田自動車道への各幹線道路からのアクセスも容易なことから、岩手県内だけでなく、隣接する青森県や秋田県を含めた北東北エリアへの配送拠点として最適な立地だという。

また、テナント企業の従業員が車で通勤することも考慮し、敷地内に普通乗用車約140台分の駐車場を設置。あわせて、JR東北本線「金ケ崎駅」から発着する公共バスの停留所にも近く、良好な就労環境を実現しているとのことだ。

「DPL岩手金ケ崎Ⅱ」位置図

同施設は、最大2テナント(1区画:約13,000㎡・約6,900㎡)が入居可能で、各区画には事務所を設置。また、施設内に47台分のトラックバースを設け、天候の影響を受けずに荷物の積み下ろしが可能。

さらに、効率的な物流施設の運営をサポートするトラックの入場予約システムやオンラインチェックインシステムも採用可能。荷物の積み降ろしのために待機する「荷待ち」時間の短縮や、入出庫業務の効率化を図り、効率的な物流オペレーションを支援するとしている。