ナイル、同社が運営する恋愛・婚活メディア「出会いコンパス」にて、 社内恋愛をしたことがある10~40代の社会人男女566人を対象に職場での恋愛に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。
■30.4%の人が社内恋愛の経験あり
事前調査で、10〜40代の社会人男女2,063人を対象に社内恋愛の経験があるか調査したところ、「経験あり」30.4%、「経験なし」67.2%という結果となり、およそ3人に1人が職場恋愛の経験があると回答した。
■社内恋愛の相手は、半数以上が「同僚」と回答
社内恋愛をした相手について聞いてみると、最も多かったのは「同僚」で54.5%、2番目は「上司」24.8%、3番目は「部下」11.9%という結果に。
続けて、相手の所属先について聞いてみると、「同じ部署」が51.1%。上司・同僚・部下を含め、社内でより身近な存在の方が、恋愛に発展しやすいと同社は考察している。
■相手と知り合ったきっかけは「普段の仕事を通じて」が最多
相手と知り合ったきっかけについて尋ねると、「普段の仕事を通じて」が最も多く46.3%、次いで「休憩時間やランチ」13.1%、「社内イベント」12.8%となった。
また、少数ではあるものの「マッチングアプリ」をきっかけに挙げている人も。居住地や現在地など距離的な条件から、同じ職場でマッチングアプリを利用している人を見つけたと同社は考察している。
■半数以上の人が、社内恋愛をしたい気持ちがあったと回答
職場を通じて知り合った人と交際した人は、もともと社内恋愛を望んでいたのかを聞いてみた結果、「はい」が54.6%となった。職場で自分の周りにいる人を最初から恋愛対象に考えていた人の方が多いことがうかがえる結果に。
これを男女別で見てみると、社内恋愛をしたい気持ちを最初から持っていた割合は男性の方が高く、女性の約1.4倍。
社内恋愛を望んでいなかった割合は、男性が28.4%に対し、女性は46.6%と20pt近く差が開いていることから、男性の方が職場で交際相手を見つけたいと考えている人が多いことがうかがえる。
年代別に見ると、若い人ほど社内恋愛をしたい人が多く、10代~20代では6割を超えていて、40代の1.6倍以上となっている。
■社内恋愛のメリット「相手の生活スタイルが見えやすい」が最多
社内恋愛で感じたメリットは何か聞いてみたところ、1位は「相手の生活スタイルが見えやすい」となった。2番目に多かったのは「相手と会う時間を合わせやすい」、「相手が仕事をしている姿を見られる」と続く。
同じ職場で働いているからこそ、交際相手がどのように過ごしているかを把握しやすく、会うタイミングを合わせやすいことにメリットを感じている人が多い結果に。
■社内恋愛のデメリット1位は「関係を会社にバレないようにする必要がある」
社内恋愛で感じたデメリットも調査すると、最も回答が多かったのは、「関係を会社にバレないようにする必要がある」となり、2位以下は「関係が悪い時も顔を合わせる」、「別れたら気まずい」と続く。
恋人関係であることが職場の周囲の人に知られることで、周りに気を遣わせたり、不要な注目を集めたりと、仕事に支障が出る可能性を避けるため、会社にバレないよう気を付けている人が多い結果となった。
■社内恋愛した相手と約3割が結婚、5割が「別れた」と回答
社内恋愛をした結果を調査すると、「結婚した」29.4%、「現在も交際中」19.1%、「別れた」51.4%という結果となった。
【調査概要】
調査対象:社内恋愛をしたことがある社会人20代~40代の男女566人
調査機関:ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年3月26日~4月1日
・性別
男性:258人
女性:308人
・年齢
15~19歳:40人
20~29歳:222人
30~39歳:184人
40~49歳:120人
※同アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合あり。
<参考>
ナイル・出会いコンパス『職場での恋愛に関するアンケート調査』