MIXIと三井不動産は、千葉県船橋市において収容客数1万人規模の大型多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ東京ベイ)」が、4月17日に竣工することを発表した。
同施設は、地上4階建・延床面積約31,000平方メートル、収容客数1万人の大型多目的アリーナ。昇降可能なセンタービジョンやアリーナ内を囲むリボンビジョンを常設し、多様な演出が可能だという。
また、同施設はMIXIと2017年よりパートナーシップ契約を締結し、2019年からはグループ会社としてともに歩んできた、B.LEAGUE1部所属のプロバスケットボールチーム千葉ジェッツのホームアリーナとして利用するとのことだ。
5月29日にはお披露目イベント、7月6日・7日にこけら落としとなる「Mr.Children tour 2024 miss you arena tour」を開催するとしている。
■施設特徴(一部抜粋)
●外観・内観デザイン
ららぽーとのポート(港)と千葉ジェッツのチーム名由来でもあるジェット機をデザインリソースとし、躍動感を感じさせるデザインに。外観デザインは、船の航跡とジェット気流をイメージした有孔アルミパネルで躍動感を演出しているという。
アリーナ空間は音楽コンサートやプロバスケットボールゲーム等の演者や選手と客席の距離が近く感じられることを目指し、すり鉢型のボウルデザインを採用。
●VIPエリア
VIP専用のエントランスからスムーズに入退場できるほか、食事をしながら観戦・鑑賞も可能な「VIP ROOM」「VIP BOX」、大人数で楽しめるスタンド席「Balcony」、イベントの前後も利用可能なラウンジ空間「VIP LOUNGE」「BOOSTER SQUARE」を、3階に設けているとのことだ。
●サブアリーナ
メインアリーナに隣接する形で、約720平方メートルのサブアリーナも設置。バスケットボールやバレーボール等の練習場や、イベント当日の物販会場として利用可能だという。
●環境配慮型のアリーナ
同施設は、サステナブル社会の実現に向けて、環境に関する各種外部認証を取得するなど環境負荷低減の施策に取り組んでいるという。施設の設計一次エネルギー消費量を30%以上削減し、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に基づく評価にて、「ZEB Oriented」認証を取得しているとのことだ。
■施設概要
施設名称:LaLa arena TOKYO-BAY
所在地:千葉県船橋市浜町2丁目5番15号
構造規模:鉄骨造・地上4階建
敷地面積:約20,000平方メートル(約6,050坪)
延床面積:約31,000平方メートル(約9,300坪)
収容客数:約11,000人(アリーナ面に座席を配置した場合)
交通:JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅から徒歩約6分