学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「人事担当者とのコミュニケーション」に関するインターネットアンケートを実施し、その結果を公表した。
■人事担当者が「本音で話してくれていると思う」と回答した学生は約4割
採用において、人事担当者が「本音で話してくれていると感じる」と回答した学生は13.1%となった。「どちらかと言えば本音で話してくれていると感じる」と回答した25.0%と合わせると、約4割の学生が「本音で話してくれていると感じる」と回答。
一方、「本音で話してくれていないと感じる」「どちらかと言えば本音で話してくれていないと感じる」と回答した学生も3割に上った。
「会社の顔として採用担当をしているので、良い面にフォーカスして話すのは仕方ないと思う」「ある程度、建前でのコミュニケーションになるのは当たり前のことだと思う」「ふとした時に本音を聞けると、人としての魅力を感じる」「本音で話そうと思ってもらえるように、自身の本音を伝えるようにしている」といった声が寄せられたという。
■人事担当者や現場の社員の「本音を聞きたい」と回答した学生が9割を超える
人事担当者や現場の社員の「本音を聞きたい」と回答した学生は73.3%に上った。「どちらかと言えば本音を聞きたい」と回答した18.2%と合わせると、9割以上の学生が「本音を聞きたい」と回答。
「Webに掲載されている情報や説明会で話している内容は、PR要素が強いと思う」「人事担当者の個人的な思いや考えも聞きたい」「良い面だけでなく課題も教えてくれると、より企業のために頑張りたいと思える」「面接のフィードバックなどで、ハッキリと改善点を伝えてくれる大人は尊敬できる」といった声が上がったとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2024年3月7日~18日
調査機関:学情
調査対象:「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
有効回答数:677件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があるとのこと。
<参考>
学情「『人事担当者とのコミュニケーション』に関するアンケート」