湖池屋は、4月よりポテト系商品とコーン系商品の賞味期限を延長し、年月表示化を実施すると発表した。

賞味期限延長により、サプライチェーン全体での食品ロス、家庭でのストックなどによる賞味期限切れ、廃棄物処理コストなどの削減に貢献するという。また、年月表示化により、配送・保管・物流の効率化、日付逆転の削減など、売り場での作業効率改善にも寄与することを目指すとしている。

湖池屋は、期限設定に関するガイドラインを定めた「期限表示設定基準」を見直し、従来の保存試験データの再検証および従来の賞味期限から1~3カ月後製品の検査を実施。その結果、2~3カ月の賞味期限の延長が可能であることを確認したという。

さらに、消費者庁が定める食品表示基準で年月表示が可能な3カ月を超えることから、サプライチェーン全体での食品ロス削減をはじめ、食を通じたSDGs活動につながる取り組みとして、年月表示へ移行することが適切であると判断したとのことだ。

■変更内容
ポテト系商品:6カ月の年月日表示から8カ月の年月表示へ変更
コーン系商品:8カ月の年月日表示から10カ月の年月表示へ変更
※一部例外あり

■開始時期
2024年4月1日以降の製造品から実施