パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb(アフィビー)」の開発運用をおこなうフォーイットは、全国の10代~80代までの男女500人を対象に動画視聴に関するアンケートを実施し、結果を公表した。
■学び系の動画を見る目的は何か
全国の10代〜80代の男女を対象に、「学び系の動画を見る目的は何か?」というアンケートを実施したところ、全体の回答で最も多かったのは「趣味のため」で18.4%となった。
次いで、「生活の質を上げるため」が13.0%、「仕事のため」が9.4%で続くという結果に。なお、「学び系の動画は見ない」と回答した人は62.8%となっている。
■年代別
年代別で見ると、学び系の動画を見ている人は20代が最も多く、50代が最も少ないという結果に。また、動画を見る目的は全年代で「趣味のため」が最も多くなっている。
特に60代以上では学び系の動画を見ている人が30%にもかかわらず、その内22%が「趣味のため」と回答。
60代以上になるとリタイアしてセカンドライフを送っている人も多いと考えられ、下の年代に比べて趣味に使える時間が多く、さまざまなことにチャレンジするうえで動画を活用している方の割合が高いのかもしれないと同社は考察している。
■未婚・既婚別
未婚・既婚別で見ると、学び系の動画を見ている方は既婚者の方が多くなった。その目的として最も差が大きかったのは「子供や人に教えるため」で、既婚者の回答率が約7%高くなる結果となっている。
既婚者の場合は子供がいる家庭が多くなることが考えられ、自分自身がさまざまな知識を学ぶことによって子供の教育に活用しようと考える方が多いと同社は推察。
■世帯年収別
世帯年収別で見ると、学び系の動画を見ている人は世帯年収の高さに比例して多くなっていることがわかった。
特に、世帯年収「1,001万円〜」の層では約60%の人が学び系の動画を見ており、これは「〜500万円」の層と比べると20%以上も高い数字に。
その一方で、「副業のため」に学び系の動画を見ていると回答した人は「世帯年収501万~1,000万円」がわずかに上回る結果となり、更なるスキルアップや収入アップのために動画を活用していることが伺える。
【調査概要】
対象者:15歳~89歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2024年1月26日
<参考>
afb『動画視聴に関するアンケート』