日榮新化は、ラベル台紙の資源循環型水平リサイクル事業(以下、資源循環プロジェクト)の社会実装を目的に、三重県伊賀市に「日榮新化 三重RP工場」を開所し、量産稼働を開始したことを発表した。
商品にラベルを貼り付ける製造工程などで剥がされるラベル台紙の使用量は、国内の製造業全体で年間約13.9億平方メートルに上り、そのほとんどが資源として回収・再利用されることなく廃棄・焼却されているという。
資源循環プロジェクトは、これらのラベル台紙を再生PET製フィルムに置き換え、使用後に有価回収、マテリアルリサイクルを実施。同じリサイクル専用セパレーターに再生し、ラベル台紙の廃棄をゼロにする環境に配慮した取り組みとのことだ。
■日榮新化 三重RP工場
所在地:三重県伊賀市治田2506-22
敷地面積:6,671.00平方メートル
建築面積:1,447.86平方メートル
開業時期:2024年4月2日
事業内容:使用済みラベル台紙の異物除去およびマテリアルリサイクル