ダスキンは、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、アーバンエナジーと「ゼロエミプラン」等の利用契約を締結し、4月1日よりダスキン本社ビルを含む施設5拠点で利用している電力のすべてを再生可能エネルギー由来に切り替えると発表した。

今回、ダスキンが利用する電力は、食品残渣からバイオガスを発生させて発電したもの。その中には、ミスタードーナツの東北・関東・東海地域の3地域の物流センターで排出される食品残渣も含まれるといいう。

ミスタードーナツは、1993年より食品ロス削減に取り組んでおり、今回、排出される食品残渣をエネルギーとして再利用する。

ダスキンの再生可能エネルギー由来の電力利用は、以下の通り。

ダスキン、本社ビルを含む5拠点で電力100%再生可能エネルギー由来に切り替え

利用場所:大阪府吹田市内5拠点(本社ビル、ダスキン誠心館、江坂町ビル、ダスキンスクール、ダスキンミュージアム)
年間平均電気使用量:約270万kWh
CO2排出量:約1,167t(2023年1月~12月実績より計算)

ダスキンは、2021年に「ダスキン環境目標2030(DUSKIN Green Target 2030)」を策定し、脱炭素社会の実現に向けて、2030年度までに再生可能エネルギーの利用比率を50%にすることを目標としている