東急不動産は全国各地に展開している物流施設「LOGI’Q(ロジック)」シリーズで、新規に「LOGI’Q白岡Ⅱ」を竣工したことを発表した。

「LOGI’Q白岡Ⅱ」イメージ

同物件は、農業法人が実施する土地改良事業によって創設された非農用地区画にて、同社が開発を行った次世代物流施設。

東北自動車道「久喜I.C」から約3.3キロメートル、圏央道「白岡菖蒲I.C」から約4.1キロメートルに位置し、首都圏だけでなく関東一円をカバー可能なロケーションで、中広域配送に適しているという。

同物件は、延床面積17,389坪、スロープを有した3階建てで、1・2階接車により、1階1フロア(約5,700坪、最小約2,700坪)、2・3階2フロア(約5,000坪~)と、様々な面積ニーズに対応可能だとしている。

また、テナントのオペレーション要望により配送重視の1フロア利用や保管も兼ねた2フロア利用などの選択が可能。

敷地内および施設内では、テナント従業員の多様化に対応するため、交通サインの一部に英語表記を用いるほか、館内サインにはピクトサインを多用し、文字情報によらず判断できるデザインを採用しているという。

施設内には日常的な管理を行う管理室のほか、災害時に備え防災備蓄庫・非常用発電機の設置を予定。さらに、テナント向けの防災倉庫をコア内に設置するとのことだ。

屋上には太陽光パネルを設置し、施設内の一部使用電力を自家消費するという。

■物件概要

所在地:埼玉県白岡市篠津字道上3111外
用途地域:指定なし
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
敷地面積:8,733坪
延床面積:17,389坪
建物構造:S造3階建
トラックバース:66台
駐車場:普通自動車46台(EV急速充電器3台設置/トラック待機場16台)
駐輪場:48台