エフピコ、兵庫県小野市「関西工場・関西ハブセンター」で太陽光発電による電力調達を開始 再生原料製造工程でのCO2排出量がゼロに

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エフピコは、三井物産プラントシステム(以下、MPS)との電力購入契約(PPA)に基づき、兵庫県小野市にある同社関西工場・関西ハブセンターに設置した太陽光発電の契約運転を開始した。

関西工場及び関西ハブセンターに設置した太陽光パネル

なお、契約運転開始をもって、同施設の屋根上発電所は三菱HCキャピタルエナジーに譲渡され、同社がPPA事業者として事業期間の発電所運営を行うという。

またMPSは引き続き同発電所の事業運営を支援するとのことだ。

概要

今回の契約運転開始によって発電した電力は、同社が全量を購入。

その結果、関西工場・関西ハブセンターの太陽光発電の他、2022年3月に運転を開始した関東エリアおよび2022年10月に運転を開始した中部エリアの太陽光発電設備で発電した電力量で、全国3カ所のリサイクル工場で使用する全量相当をカバーすることが可能になるという。

これにより、再生原料製造工程でのCO2排出量がゼロになることから、石油由来製品と比較したエコトレーのCO2排出削減効果が現状の30%から37%に上昇する見込みとのことだ。

エコトレーのCO2削減効果
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