Amazonは、神奈川県相模原市に国内最大の「Amazon Robotics」を導入する物流拠点を新設すると発表した。延べ床面積は約15万平方メートル(東京ドーム約3個分)、商品保管容量は約150万立方フィートで、相模原市では2拠点目、神奈川県では5拠点目となる。
新拠点では、ロボットが商品棚を持ち上げて移動するAmazon Roboticsを国内最大規模で導入するという。約3,000台のドライブと約35,000台のポッドを運用し、商品の棚入れや棚出しを効率化。人手不足解消、作業効率向上、商品保管量の増加を実現するとのことだ。
また、紙袋自動梱包機を導入し、梱包資材削減の取り組みをさらに進めるという。梱包の簡素化により、開封や処理の手間を減らし、顧客の利便性を向上させる。
新拠点では、一日最大65万個以上の商品の出荷を予定しており、エリアマネージャー、安全衛生管理者、品質管理者、設備保全管理者、ピッキング・梱包・出荷作業者など、さまざまな職種で数千の雇用を創出するという。地域社会との交流も積極的に行い、特に子供たちに向けた科学技術分野の学びの機会を提供していくとしている。
<今回開設するフルフィルメントセンターについて>
所在地: 神奈川県相模原市
延べ床面積: 約150,000㎡
商品保管容量: 約1,500,000立方フィート(ft3)
開設時期(予定):2024年4月