アサヒ飲料、群馬県館林市「群馬工場」にPPAモデルによる太陽光発電設備を導入 エネルギー自給率は0%から7%に向上

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アサヒ飲料は脱炭素の取り組みの一環として再生可能エネルギーの活用を推進するため、群馬県館林市にある群馬工場へPPAモデルによる太陽光発電設備を導入することを発表した。

アサヒ飲料、群馬県館林市「群馬工場」にPPAモデルによる太陽光発電設備を導入

同社は今回、工場に隣接する群馬配送センター屋上に太陽光パネルを5,392枚設置。総パネル設置範囲面積は14,084平方メートルとなり、発電見込み量は3,707MWh/年、発電設備パネル容量は3,047kWとなる。

群馬工場では従来、電力会社を通じて再生可能エネルギー発電所などで発電された環境価値(トラッキング付非化石証書など)が付与された電力を購入していたという。

今回の太陽光発電設備の設置で、工場における再生エネルギーの自給率はこれまでの0%から7%に向上。発電見込み量は外部調達電力の約11%に相当し、社会的課題である電力需給のひっ迫の軽減につながる見込みとしている。

なお、同社がPPAモデルによる太陽光発電設備の導入するのは、2023年4月に明石工場へ導入後、2例目だという。

PPAモデルとは、PPA事業者が事業者の敷地内に太陽光発電設備を無償で設置し、発電した電力を事業者が購入するビジネスモデル。PPAモデルを採用することで事業者は設備における初期投資や設備の維持・管理の負担がないというメリットがある。

今回、PPA事業者である三井住友ファイナンス&リースグループのSMFLみらいパートナーズが工場に隣接する群馬配送センターの屋上に太陽光発電設備を設置し、そこで発電した電力を同社が購入。

今後は明石工場、群馬工場でのPPAモデルの導入に続き、各工場において同モデルでの太陽光発電設備の設置拡大を検討していくとのことだ。

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