ヤマハ発動機、電動スクーター「E01」活用の第4期EVリース実証実験を実施 原付二種クラスEVの国内における市場受容性を分析

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ヤマハ発動機は、実証実験用電動スクーター「E01(イーゼロワン)」を用いた原付二種クラスEVの第4期実証実験を、日本各地で実施することを発表した。

利用期間は2024年7月中の車両受け取りから3カ月間、取次窓口はヤマハスポーツバイク専門店「YSP」となっている。

実証実験用電動スクーター「E01(イーゼロワン)」

「E01」は、原付二種クラスのスクーターとしての実用性と都市間の移動に適した走行性能を備える実証実験用電動スクーター。

同社は、2022年から実証実験として日本国内で一般ユーザー向けに「E01」のリースを3回実施したほか、事業用バイクとしてのリースやヤマハ バイクレンタルにも配備。

これらにより、EVへの興味・関心の高い層や日頃、原付二種クラスのコミューターの利用者を中心に通勤・通学、街乗りに活用してもらい、データを取得することができたという。

引き続き原付二種クラスEVの市場受容性をより深く探るとともに、さまざまな環境で利用されたデータの取得・分析を重ね、次期モデル開発に向けて活用していくとのことだ。

同社は、「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」において、2050年までに「スコープ3(主に製品使用時など)」におけるCO₂排出量を2010年比で90%削減する目標を掲げています。今回の実証実験は、その目標達成に向けて取り組む活動の一環です。

■概要

●実証実験の概要
受取期間:2024年7月1日~7月31日
利用期間:車両受取日から3カ月間
車両:E01(イーゼロワン)
実施エリア:全国
貸出窓口:全国のYSP(ヤマハスポーツバイク専門店)
リース台数:70台
リース料:月額20,000円(税込み)

●実証実験への応募について
応募期間:2024年4月8日~5月5日
参加条件:満20歳以上、小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上の二輪免許保有、応募者名義のクレジットカード保有、利用開始後のアンケートへの回答

●「E01」の概要
乗車定員:2名
必要免許:小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上
寸法:1,930mm×740mm×1,230mm
シート高:755mm
重量:158kg(バッテリー装着)
定格出力:0.98kW
最高出力:8.1kW/5,000r/min
最大トルク:30N・m/1,950r/min
原動機種類:交流同期電動機
バッテリー種類/型式:リチウムイオン電池/ESB5
1充電走行距離:104km(60km/h定地走行テスト値)
充電時間:約1時間(急速充電)/約5時間(普通充電)/約14時間(ポータブル充電)

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