インベナジー・ウインドは、同社にとって初の陸上風力発電所である「留寿都風力発電所」の商業運転を開始したと発表した。
同発電所は、北海道札幌から南西約60キロメートルの虻田郡留寿都村に立地。標高800メートルの地点に位置しており、豪雪を含む地理的・気象的な厳しい条件に直面しながらも、この地域の再生可能エネルギー発電能力の最大化に成功したという。
また、1基あたりの出力が4.2メガワット(MW)である米国GE Vernova社製の最新大型風車15基で構成され、総出力は63メガワットに及ぶという。
さらに、年間6万4,000トンの炭素排出を削減すると同時に、北海道の一般家庭約3万5,000世帯分の電力を賄うことができるとしている。
同社は、10年以上にわたり日本で事業を展開し、太陽光発電プロジェクトのポートフォリオの開発に注力してきた。
同発電所は、日本のクリーンエネルギー目標を支援するという同社のコミットメントの証であるとし、さらなる風力プロジェクトのパイプラインの開発を進めていくとしている。