サーキュラーペットは、使用済みPETボトルを原料にPETボトルの原料へ再資源化するサーキュラー型のビジネスモデルを実現することを目的として、岡山県津山市にサーキュラーペット津山工場を建設したと発表した。

サーキュラーペット津山工場

キャップやラベルがついたまま、もしくは飲み残しのあるようなPETボトルは、リサイクルが難しいとされてきたが、同社はこのような低グレードの素材であっても、リサイクルPETを生産することができるのが特徴だという。

同工場での生産能力は年間25,000トンで、本格稼働は今春中を予定しているとのことだ。

■サーキュラーペットの特徴

・年間25,000トンの大規模生産能力
・リサイクルPET樹脂1トンあたり、約1.1トンのCO2削減する見込み
・低グレードの素材にも対応し、飲料向け素材を生産する技術
・ヴェオリア、三井物産、セブン&アイの三者強力タッグ
・地元津山市との連携
・JR西日本やJR九州など、環境課題を共有するサプライヤーとのパートナーシップを多数構築