富士急ハイランドは、ド・ドドンパの営業終了を決定したと発表した。
ド・ドドンパ(前身を含む)は、2001年12月に開業して以来、930万人もの人に利用された富士急ハイランドを代表するコースター。
当該機種は、2021年8月から国土交通省昇降機等事故調査部会、同年9月から同社第三者委員会である顧客安全マネジメント調査委員会による調査を受けており、現在まで所管法令や運営・整備等への指摘はないという。なお、顧客安全マネジメント調査委員会は2022年3月に終了。
国土交通省昇降機等事故調査部会による原因究明と再発防止策の調査・検討が進められている中で、乗客の負傷リスクと逆走停止リスクを完全に除去し、安全運行を確信できる手段について、メーカーと協議を重ねてきたが、具体化は困難であるという結論に至り、営業終了を決定したとのことだ。