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群馬日産自動車の品質保証センターで「ニッサンエナジーシェア」を導入 EVを蓄電池に太陽光発電の安定化などを目指す

日産自動車とGNホールディングスは、GNホールディングスのグループ会社である群馬日産自動車の品質保証センターにおいて、日産自動車の電気自動車(以下、EV)とEVの充放電を自律的に行う制御システムを活用したエネルギーマネジメントサービス「ニッサンエナジーシェア」の導入を開始した。

日産自動車とGNホールディングス、および群馬日産自動車は、群馬日産自動車の品質保証センターに設置している太陽光パネルとEV「日産リーフ」5台、制御装置、V2H等を活用した日産の充放電制御サービスによるエネルギーマネジメントを行うことで、効率的なエネルギーの運用を目指すとしている。

群馬日産自動車の品質保証センターで「ニッサンエナジーシェア」を導入

太陽光発電は、気象状況によって発電量にばらつきがあり、電力供給の不均衡が課題となっているが、今回EVを蓄電池として利用するとともに、EVの充放電を自律的に行うシステムを組み合わせることで、太陽光発電の有効利用と系統電力の安定化を目指すという。

EVの充放電については、活用する「日産リーフ」のバッテリー残量やクルマとしての使用予定などを考慮しながら充放電車両の優先順位を決め、必要なタイミングで自律的に実施。

さらに、太陽光発電の余剰電力活用による構内使用エネルギーの地産地消の実現も目指すとしている。

また、電力のピークカット、ピークシフトにより最大デマンドを抑えることで電気代削減にも貢献すると共に、災害時等の非常用電源としても太陽光パネルでの発電電力と蓄電池としてのEVを活用。

同取り組みは、エネルギーマネジメントのサービス事業「ニッサンエナジーシェア」のもと、実施されるとのことだ。

ニッサンエナジーシェア

日産自動車とGNホールディングスは、EVを軸に今後もカーボンニュートラル実現に向け取り組んでいくとのことだ。

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