「afb(アフィビー)」の開発運用をおこなうフォーイットは、全国の10代~50代までの男女500人を対象に推し活に関するアンケートを実施し、年代別・男女別等の特徴について結果を公表した。

推し活に関するアンケート

■全体

全国の10代〜50代の男女を対象に、「推し活をしていることを周りの人に伝えているか?もしくは伝えようと思うか?」というアンケートを実施したところ、59.0%の人が伝えている・伝えようと思っていることがわかった。

その内訳は、「家族」が21.0%で最も多く、次いで「友人」が20.0%、「推し活仲間」が9.0%で続く結果に。

一方で、「周囲の人には伝えていない・伝えない」と回答した人は10.8%。また、「推し活はしない」と回答した人は56.4%となった。

「推し活をしていることを周りの人に伝えているか?もしくは伝えようと思うか?」:全体

■男女別

男女別で見ると、推し活をしている人全体の割合は女性の方が10%ほど高いくなっている。また、自分が推し活をしていることを伝える・伝えようと思っている人のうち、「家族」や「友人」の回答率は女性が大きく上回る結果となった。

自分の推しの魅力を家族や友人にシェアすることで、一緒に推し活ができる仲間を増やそうと考えるが女性に多いのかもしれないと同社は考察している。

男女別

■年代別

年代別で見ると、年代が若いほど推し活をしている人は多く、特に10代では50%以上が自分が推し活をしていることを周囲に伝えている・伝えようと思っていることがわかった。

その一方で、50代では推し活をしている人自体が少なく、周囲に伝えている人の割合も17%にとどまる結果に。

推し活という文化が10代の間で広く浸透しており、推し活についてオープンにする人も多いことが伺える。

年代別

■未婚・既婚別

未婚・既婚別で見ると、推し活をしている人の割合は未婚者の方が多いことがわかった。これに同社は、未婚の方が趣味などに自由に使えるお金が多いことが理由ではないかと考察している。

また、伝えている・伝えようと思っている相手別に見ると、「家族」「職場の同僚」は既婚者、「友人」「推し活仲間」は未婚者が上回り、ライフスタイルや属するコミュニティの違いが、誰に共有するかということにも影響を与えていることが伺える結果となった。

未婚・既婚別

<参考>
フォーイット「afb」『推し活に関するアンケート