ウィルグループの建設業界に特化した人材サービスを展開するウィルオブ・コンストラクションは、全国の建設現場で就業する10代~70代の555名を対象に、「建設業界で働いてみて感じたこと」に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。

■33.5%が「建設業界で働いてみて、驚いたことやイメージと違ったことがあった」と回答

「建設業界で働いてみて、驚いたことや独特なルール・慣習・イメージと違ったことはあるか」について聞いたところ、33.5%が「ある」と回答。

建設業界で働いてみて、驚いたことや独特なルール・慣習・イメージと違ったことはあるか

■イメージと違ったことの第1位は「優しい人が多い」

「驚いたことや独特なルール・慣習・イメージと違ったこと(自由記述)」について聞いたところ、「優しい人が多い」という回答が25.4%で最も多い結果に。

建設業界は「寡黙で怖い人が多そう、厳しそう」というイメージを抱いていたものの、「実際に働いてみると優しくて気さくな人が多い」と感じた人が多いことがうかがえる。

次いで、「働き方や慣習が古い」が12.3%、「業務内容が多岐にわたる」が11.5%と上位となった。また、「ペーパーレス化やデジタル化があまり進んでいない」ことや「担当業務の範囲が想像していたよりも広くて驚いた」という意見も多く見られたとのことだ。

驚いたことや独特なルール・慣習・イメージと違ったこと

■22.3%が「入社前にやっておけばよかったと思うことがある」と回答

【建設業界で働いてみて、入社する前にやっておけばよかったと思うことはあるか」について聞いたところ、22.3%が「ある」と回答。

入社前にやっておけばよかったと思うことがあるか

■入社前にやっておけばよかったことの第1位は「専門知識の勉強」

「入社する前にやっておけばよかったと思ったこと(自由記述)」について聞いたところ、「専門知識の勉強」という回答が46.9%で最も多い結果に。次いで、「専門用語の勉強」25.5%、「資格取得」13.3%と続く。

入社する前にやっておけばよかったと思ったこと

実際に建設業界で働いてみて、「知識がない」「専門用語を知らない」といったことで業務上苦労した人が多いことがわかった。

<参考>
ウィルオブ・コンストラクション「建設業界で働いてみて感じたこと」に関するアンケート調査