Ueda Keisho Corp.は、日本における金投資の実情や関心度を探るため、30～50代の男女2,000人に「金投資」についてのアンケート調査を実施し、結果を公表した。
■過半数の51パーセントが金投資に関心
まず、回答者全員に「金への投資に関心があるか」との質問をした結果、「すでに投資している」との回答が18パーセント、「投資していないが関心がある」との回答が33パーセントとなり過半数の51％が金投資に関心があることがわかった。
■「純金積立」と「金地金」が投資先として注目
次に、金投資に関して「すでに投資している」、「投資していないが関心がある」と回答した1,019人に対し、「どのような金関連商品に投資しているか、または関心があるか」と複数回答可で質問。
その結果、「純金積立」と「金地金」がともに34パーセントでトップに並ぶ結果に。次いで「金貨」24％、「金投資信託」17％、「金ETF」10％続く。
■「金に投資している理由、または金投資に関心がある理由は「インフレに強い」が最多
続いて、1,019人に対し「金に投資している理由、または金投資に関心がある理由」を複数回答可で尋ねたところ、「インフレに強い」との回答が55パーセントで1位となった。2位は「有事に強い」で30％、3位は「価格が上昇している」で25％と続く。
また、「世界共通の価値がある」や「分散投資の一環」も多くの回答を集め、同社は、現在の不安定な社会状況を反映していると思われる回答が上位に並んだとしている。
■約5割が今後も金価格の上昇を予想
また、金投資に関して「すでに投資している」、「投資していないが関心がある」と回答した1,019人に対し、今後の金価格の推移についても質問した結果、「しばらくは上昇し続ける」と「長期的に上がる」がともに24％でトップに。
約5割の48パーセントが今後も金価格の上昇を予想していることがわかった。
■金投資に関心がない理由は「投資に関心がない」が最多
最後に金への投資に「関心がない」と回答した981人に、「金投資に関心がない理由」を複数回答可で聞いたところ、「投資に関心がない」32％と「特に理由はない」26％がトップ2となった。
具体的な回答の中では「知識がない」、「高価だから買いにくい」、「保管が面倒」、「買い方がわからない」が多くの回答を集めている。
【調査概要】
調査期間：2024年2月15日
調査手法：インターネット調査
調査地域：全国（日本）
調査対象：30歳～59歳、男女
サンプル数：2,000人
調査会社：アイブリッジ
＜参考＞
Ueda Keisho Corp.『「金投資」についてのアンケート調査』