ファミリーマートの子会社であるファミリーマート・チャイナ・ホールディングスは、中国での事業パートナーである頂新グループと、中国でのファミリーマート事業の拡大に向けた事業再編について、両グループ間で基本合意したと発表した。

現在、同社が中国で展開している4つのエリア(華東・華南・華北・西南)では、昨今の中国市場の状況変化に加え、現地CVSや異業種からの参入等により、いずれも競争が激化しているが、同社と頂新グループ間で今後の持続的な事業拡大実現には早急な対応が必要との認識が一致したことで、今回の基本合意に至ったという。

関連手続き等の完了後についても、引き続き「ファミリーマート」ブランドでの店舗展開を実施するが、エリアごとに事業主体者をそれぞれ頂新グループ、同社に分け、経営責任を明確化することで、意思決定スピードを上げ、従前より有望な市場と位置付ける中国での更なる事業拡大を図っていくとしている。

なお、今後の中国事業の詳細については、事業再編後、改めて案内する予定とのことだ。