無印良品、オリジナルブレンドコーヒーを全面リニューアル 通常は輸出されていない、規格外のサイズの豆を商品の一部に使用

無印良品を展開する良品計画は、オリジナルブレンドコーヒーを3月6日から全面リニューアルし、全国の無印良品およびネットストアで発売すると発表した。

無印良品、オリジナルブレンドコーヒーを全面リニューアル 通常は輸出されていない、規格外のサイズの豆を商品の一部に使用

良品計画は、無印良品誕生以来、変わらないESGの視点に磨きをかけ、食品においては地域の生産者や事業者と共に、活用されず廃棄されていた食材を使った商品開発、流通量が減ってきている伝統野菜を使った商品開発、包材・資材の脱プラスチックの取り組みとして店舗への給水機導入などを行っている。

今回は、レインフォレスト・アライアンス認証を取得しているブラジルのダテーラ農園と共に、新たな取り組みとして輸出規格外のサイズの豆を一部使用した商品を発売。

■コーヒーの選び方に迷う人や、味の違いを楽しみたい人に提案する3つの異なる味のブレンドコーヒー

コーヒー消費量は増加しているが、地球温暖化と病害虫の影響で2050年にはアラビカ種の栽培適地が半減する可能性があるという。この問題と、相場変動による小規模農家の収入不安定化に対処するため、ブラジルのダテーラ農園と共に、輸出規格外の小さい豆を使用したオリジナルブレンドコーヒーを開発。

このブレンドはエチオピア、グアテマラ、インドネシアの豆を組み合わせ、異なる3種類の味を提供。「ライトテイスト」は軽め、「ミディアムテイスト」はバランスの取れた味わい、「ダークテイスト」は深煎りで香ばしい味に。豆やドリップの個装販売もしており、さまざまなシーンや好みに合わせて楽しめるとのことだ。

◇商品ラインナップ

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