小児医学研究者への研究助成や小児医学を志す医学生への奨学金給付などを行う公益財団法人川野小児医学奨学財団は、能登半島地震被災者支援として、世帯の生計維持者が被災した医学生を奨学金給付の対象とすると発表した。
なお、申請受付は3月1日より開始となる。
同財団の奨学金給付は、埼玉県内または千葉県内の高校の卒業者を対象としているが、今回「能登半島地震により世帯の生計維持者が被災した場合には、出身高校のエリアに関係なく、奨学金給付に応募できることとする」と決定。
これにより同財団は、進学や進級を諦めずに学び続けられる環境作りに寄与したいと考えているという。
なお、同奨学金は同財団が行う通常の奨学金とは別枠として実施されるとのことだ。