セブン&アイ・ホールディングスは、新コンセプト店舗「SIPストア」としてセブン‐イレブン松戸常盤平駅前店をリニューアルオープンすると発表した。
「SIPストア」とは、2022年8月にセブン‐イレブン・ジャパンとイトーヨーカ堂が立ち上げた「SEJ・IY・パートナーシップ(SIP)」に基づき、商品やサービスにおける相互供給、アプリを通じた相互送客などの販売促進、店舗オペレーションといったテーマにおいてシナジーの最大化を目指すテスト店舗。
新たなセブン‐イレブンの姿を検討していくため、通常店舗よりも売場面積を広げ、品揃えの拡大を図っているという。また、「Peace Deli」で製造された鮮魚や精肉を取り扱うなど、イトーヨーカドーが持つ生鮮食品の品揃えや展開方法、商品の管理方法等のスキルやノウハウを活かした取り組みを行うとのことだ。
今後、検証を進めていくとともに、異なる商圏特徴を持った場所でのテスト店舗展開も検討していくとしている。
■セブン&アイグループの強みを活かした幅広い品揃え
鮮魚・精肉の取り扱い(Peace Deli)
・Peace Deli流山キッチンの高品質・高鮮度な鮮魚・精肉
・食卓への出現頻度が高い魚種や料理用途に応じた肉類をバランスよく品揃え
・時短・簡単調理の漬魚や使いきりサイズの量目など、顧客ニーズに合わせた商品展開
冷凍食品・チルド商品の品揃え拡大
・チルド商品の売場拡大と通路を挟む形で配置し、買い回りやすいレイアウト
・中食ニーズに対応した大容量のカット野菜や簡便性・保存性が高い水煮野菜を拡充
・イトーヨーカドーで販売しているセブンプレミアム商品やセブン・ザ・プライスの品揃え拡大
・冷凍食品は約260アイテムに強化
グループ商品の展開
・アカチャンホンポとの連携によるベビー用品約200アイテム
・ロフトとの連携によるトレンドのメイク用品・入浴剤やフェイスケア、ヘアケア用品など約90種類
■店舗概要
店舗名:セブン‐イレブン松戸常盤平駅前店
所在地:千葉県松戸市常盤平1-20-1
売場面積:約88坪(約290平方メートル)
取り扱いアイテム数:約5,300アイテム