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愛知県下に大型タイプの電気バスが4月以降導入 災害発生時に非常用電源として電力供給が可能

鯱バスは、愛知県下では初となる大型タイプの電気バスを導入し、4月より同社契約企業の通勤送迎路線で運行を開始すると発表した。

電気バスイメージ

今回導入する電気バスは同社保有の同規格ディーゼルエンジンバスに比べて、1カ月で1.5トン以上の二酸化炭素を削減することができる(現在の平均運行から自社で算出)という。

また同バスには一般家庭約20日分に相当する電力を蓄えることができる日本製バッテリーを搭載しており、外部から使用できるACコンセントも完備。災害発生時には非常用電源として電力の供給が可能なため、防災ステーションとしての役割を果たしていくことも想定し準備を進めているとのことだ。

なお、国土交通省や愛知県が推進する自動車の環境改善を目的とした補助金事業により、車両本体や急速充電器設備の一部補助を受けることで導入コストを抑えているという。

■導入車両について

種類:電気バス
モデル:アルファバス製ECITY L10
大きさ:全長10,480ミリメートル/全幅2,500ミリメートル/全高3,260ミリメートル
乗車定員:65名(座席29+立席35+運転席1)
最大出力:152キロワット/700レボリューションズパーミニット
最大トルク:2,700ニュートンメートル/200~400レボリューションズパーミニット
総電力量:296キロワットアワー
運行開始時期:4月以降
配置先:鯱バス東海営業所(愛知県東海市東海町四丁目70番地の1)

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