ルネサンスと東京電力エナジーパートナー(以下、東電EP)は、カーボンニュートラルの実現に向けた包括協定を締結した。
同協定では、ルネサンスと東電EPが相互に連携・協働し、中長期的なカーボンニュートラル計画の策定、省エネルギーの推進、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の利活用等、カーボンニュートラル化に向けたエネルギーへの転換等の施策を効果的かつ継続的に推進することで、持続可能な社会の実現を目指すとしている。
ルネサンスは、2011年から全国の直営スポーツクラブ・介護リハビリ施設におけるCO2排出量削減に取り組んでおり、地域に寄り添った取り組みを進めている。
具体的には、2020年9月から、スポーツクラブ&スパ ルネサンス 稲毛24で送迎用EVバスを導入し、災害時の非常用電源として活用できる東電EPのV2Xシステムを開始するなど、カーボンニュートラル化に先鋭的に取り組んでいるという。
■両社の具体的取り組み
・ルネサンスが運営する全国100施設において、空調更新やLED化、再エネ設備の導入等により「見えるところをeco」とし、東電EPの多様な再エネメニューを組み合わせることで、CO2排出量を削減
・蓄電池を組み合わせて利用することで、太陽光発電設備やEVバスを有効活用
・EVバスに貯めた電気は、非常用電源としても活用し、地域のレジリエンス向上にも寄与
・施設の屋上などのスペースを最大限活用した太陽光発電設備の設置や、次世代エネルギーの活用による化石燃料の使用を減らす取り組み等を通じて、温室効果ガスの抑制と地域の環境維持に貢献