三井不動産レジデンシャルは、「幕張新都心若葉住宅地区」(以下、幕張ベイパーク)において、他6社と共に推進する分譲住宅事業の第3弾となる、「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」が2月27日に竣工し、2月28日より利用者への引渡しを開始したと発表した。
同物件は、地上43階、全749戸の超高層免震タワー。総戸数749戸の住宅に加え2棟の商業施設を設け、認可保育所・学童保育・音楽教室・美容室・洋菓子店・4つの飲食店がオープン予定だという。
外観・外構デザインには、米国オレゴン州ポートランドの「ZGF Architects」を起用。敷地内には、「MAKUHARI NEIGHBORHOOD DOCK」や歩道空間を併設するなど、賑わいと回遊性が創出される外構計画となっているという。
また、「光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所」が全体デザイン監修および共用部のデザインを手がけ、1階の共用部を「HARBOR ZONE」「BEACH ZONE」「VILLA ZONE」の3つに分けて設計。それぞれの空間で異なる気分や使い方ができる施設になっているとのことだ。
さらに、街の活性化を図るための拠点として、4月1日に「MAKUHARI NEIGHBORHOOD DOCK」が誕生予定。ピザ専門店やBBQスタイルの店舗などが出店し、街の賑わいや文化交流を促進する場として活動を続けるとしている。
「幕張ベイパーク」は、10年以上をかけて、総面積17万5,809平方メートルの8街区に約4,800戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街を開発するプロジェクト。
2019年2月に第1弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」、2021年2月に第2弾「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」が竣工。今回、第3弾である「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」の竣工により全体計画の折り返しを迎え、街の開発はセカンドステージへと突入したという。
第4弾の「幕張ベイパーク ライズゲートタワー」についても1月より事前案内会を開始しており、3月15日より第1期登録受付を開始するとしている。
■「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」概要
所在地:千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1-11(地番)
交通:京葉線「海浜幕張」駅 徒歩15分
用途地域:第2種住居地域
構造・規模:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上43階
敷地面積:16,441.15平方メートル
総戸数:749戸