ブリヂストン、中国におけるトラック・バス用タイヤビジネスから撤退 乗用車用プレミアムタイヤビジネスへ集中

BRIDGESTONE ブリヂストン

ブリヂストンは、中国におけるトラック・バス用タイヤビジネスから撤退することを発表した。

ブリヂストンは、2021年から取り組んできた「稼ぐ力の再構築」の一環として、中国においてもプレミアムフォーカスを強化してきたという。

次の3カ年計画である中期事業計画(2024-2026)においても、さらにそれを徹底し、「稼ぐ力の強化」、「真の次のステージ」を目指すため、普利司通(中国)投資有限公司は、トラック・バス用タイヤについて、生産および販売を終了し中国市場から撤退することを決定。

今後は成長が見込まれる乗用車用プレミアムタイヤ市場に戦略的にリソースを集中し、「稼ぐ力」強化をしていくとしている。

■撤退のスケジュール
トラック・バス用ラジアルタイヤの生産:2024年1月26日完了(普利司通(瀋陽)輪胎有限公司)
トラック・バス用ラジアルタイヤの販売:2024年上期予定(普利司通(中国)投資有限公司)

なお、今回のタイヤ生産および販売の終了によって影響を受ける従業員および地域社会に対しては、その影響が最小限になるよう十分考慮したうえで、各種法規制や労働協約に従って適切に手続きを進めているとのことだ。

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