ヤマハ発動機、2025年度から職種別採用開始 大卒初任給も2万2100円引き上げ

ヤマハ発動機は、2025年度新卒採用から職種別採用を開始し、2024年度入社社員の初任給を大幅に引き上げると発表した。

職種別採用については、採用後に適性をみて配属を決める従来型の「OPENコース」に加え、初期配属をあらかじめ選択できる「JOBマッチングコース」を導入。採用母集団の拡大と初期配属のミスマッチ抑制を目指すという。

「JOBマッチングコース」では、「技術系」と「事務系」で事業・製品別に募集コースを設けるという。

「技術系」では「モーターサイクル開発」「電動アシスト自転車開発」「マリン開発」「ロボティクス開発」など10職種から選択可能。

「事務系」では「IT/DX」「ブランディング」「調達」など11職種から選択できるコースのほか、広めの配属範囲を想定した「カテゴリー選択型」(「コーポレート」「セールス&マーケティング」「プロダクトサポート」の3種類から選択)のコースも設定。

従来型採用、職種別採用を合わせた2025年の新卒採用計画は下記のとおり。

2025年新卒採用計画数

また、採用競争力を強化し、能力が高い人材を獲得していく観点から、2024年4月以降に入社する社員の初任給を、昨年の改定実績と比べ、大幅に引き上げるとしている。

2024年4月以降に入社する社員の給与基本給
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